税理士資格>税法科目:国税徴収法の特徴が知りたい!
国税徴収法は税金そのものについての科目でなく、国税の徴収方法に
関する理論や手続き方法を学ぶ学問です。現金による税金納付が
出来なくなった場合の措置や具体的な方法等は国税徴収法に基づいて
処理されていくこととなります。
納税者保護の観点からも非常に重要な法律といえます。
国税徴収法を学ぶにあたって簿記の知識は必要ありませんが、
民法の知識が必要となります。
理論中心の出題であるため計算が苦手な受験生にとっては比較的
取りかかりやすい科目です。
また、国税徴収法は税の徴収手続きや納税者保護について規定されて
いるので実務上の頻度も高いといえます。
国税徴収法は大問が2問出題されます。その中心は理論問題で
第1、2問各50点の合計100点満点で実施されます。
計算が出題される場合もありますが、その割合は少ないので
試験対策は理論中心になります。
条文数や論点が少ないため基礎を徹底的にやることが大切です。
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