税理士資格>税理士に役立つ資格とは?(社労士)
税理士業務の中には給与計算を含む社会保険関係業務があります。
この専門家が社会保険労務士です。
社会保険労務士は人事・労務管理、年金の専門家として年金・
医療・雇用保険といった様々な分野で活躍できる国家資格です。
社会保険労務士の仕事は主に雇用保険・健康保険・厚生年金保険と
いった各種社会保険に関する書類作成及び手続代行、人事制度・
退職金制度や年金についての相談、社員教育、労務管理に関する
コンサルタント業務などがあります。
特に書類作成と手続代行業務は社労士の独占業務なので有資格者
しか行えない業務です。
社労士試験は「労働保険」と「社会保険」の2つのジャンルから
全8科目が出題されます。
試験は1問1点の配点で選択式で40点、択一式で70点の合計110
点満点で行われ、合格率は8〜10%となっています。
難易度は高い試験ですが、社労士の資格を合わせ持っていれば
顧客に対して幅広いコンサルが可能となります。
また、税理士の顧問料とは別に社労士業務の請求ができます。
企業側にとっても税理士と社労士それぞれに顧問料を支払うより
コストを抑えられるというメリットがあり、両者の信頼関係も
より強くなります。
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