税理士資格>大学院の入試ってどんな感じ?(その2)
大学院入試の合否の判定は筆記試験、面接、研究計画書の結果を
総合的に判断して行われます。筆記試験の語学はほとんどの場合、
専門洋書の和訳であり、一定量の正確な訳が求められます。
専門は専攻科目についての論述試験が多く、択一試験は滅多に
行われません。
研究科によっては専門内容を問う問題以外に時事経済が出題される
こと等もあるため、受験にあたっては事前に過去問題をチェック
して対策を立てる必要があります。
研究計画書は入学後に何をどのように研究していくか、そしてそれに
対する意欲がどれ程のものかを示すものです。
大学院側は受験者の研究に対する心構えや研究遂行能力、研究結果を
論文にまとめる力等を見ます。また、受験者の不足している能力を
見極め、大学院の課程の中でその能力が補えるかも同時に見ています
ので研究計画書が合否を決定するといっても過言ではありません。
また、面接でも研究計画書について色々質問されます。
研究したいテーマだけでなく、そのテーマに関連したことを含め、
幅広く聞かれるので面接の対策としても研究計画書は非常に重要と
なってきます。
大学院受験のための専門学校では研究計画書の作成をサポートする
コースもありますが、それなりに費用もかかるので自分で作った
研究計画書を大学のゼミの教授や先輩に見てもらうことをお勧めします。
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