税理士資格>税法科目:所得税法の特徴が知りたい!
所得税法は個人の所得に課税される国税です。個人の所得はその
取引形態によって様々に分けられるため、それらの詳細についての
一定のルールを学ぶ学問になります。主に毎年3月15日を期限と
する確定申告のための勉強とイメージして下さい。
所得税法は法人税法との選択必須科目であり、いずれかを選択すれば
いいのですが、実務を重視して両方を選択する受験生もいます。
その場合は最もボリュームのある2科目を選択することになるので
勉強時間の確保が重要になります。
所得税法は大問が2問出題されます。第1問は論述解答が要求される
理論問題で50点、第2問は計算問題で50点の合計100点満点で
実施されます。
理論問題は2題あり、法人税法と同様に事例形式から総合形式まで
多岐にわたっており、網羅的な対策が必要です。計算問題も2題出題
されるため部分点をいかに得点するかが合否の分かれ目になります。
所得税法も実務色が強いので幅広く、奥深い知識とスピーディーな
処理能力が要求されます。
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