税理士資格>税法科目:酒税法の特徴が知りたい!
酒税法は文字通りお酒に対して課される国税です。お酒が消費される
までには多くの流通経路を経由することになりますが、その価格には
酒税が含まれているため間接的に消費者や流通業者等も税金を負担し
ていることとなり、酒税法ではそれらのルールを学ぶ学問になります。
また、消費税法との併願はたとえ受験する年度を変えて両方に合格
しても1科目として扱われます。
酒税法はお酒という指定された媒体にのみ科される税金であるため、
簿記の知識も必要とせず、他の税法とも関連性のないボリュームの
少ない科目です。
そのため受験生にとっては比較的取りかかりやすい科目ではありますが、
実務での頻度は極めて低いというデメリットがあります。
酒税法は大問が3問出題されます。第1問は論述解答が要求される
理論問題で50点、第2、3問は計算問題で50点の合計100点
満点で実施されます。
条文数や論点が少なく、オーソドックスな出題傾向にあるので基礎を
徹底的にやることが大切です。
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