税理士資格>開業資金ってどのくらいかかるの?
税理士試験に合格して税理士登録を終えたらいよいよ開業です。
税理士として開業する場合には必ず事務所を構えなければ
なりませんが、改めて事務所用不動産を購入したり、賃貸する
必要はありません。
資金的余裕のないうちは自宅を事務所として登録するのがベストです。
税理士業務は製造業や物品販売業のように仕入費用がかかりません。
自分一人で業務を行う場合、かかる費用は通信費、事務用品費、
交通費等が主となります。
机と椅子とPC等があれば事務所として充分に機能します。
顧客が増えて人を雇ったり、コンピュータ設備の拡充のために
スペースが必要になれば、その時の必要性に応じて規模を大きくして
いきます。
このように開業だけに関しては費用はあまりかからないといえます。
むしろ税理士登録費用や会計ソフトの保守料の方が高いくらいです。
どうしてもある程度お金をかけて広い事務所や会計ソフトを充実
させたい場合には各都道府県や市町村、日本政策金融公庫が実施して
いる新規事業への開業資金の貸付制度の利用も検討しましょう。
さらに税理士会や税理士協同組合でも新規開業へ向けて貸付制度を
設けています。
自分で借入をすることも実務に活かせる経験になります。
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