税理士資格>会計科目:簿記論の特徴が知りたい!
簿記論は企業で発生する取引を帳簿にどう記録していくかを学ぶ
学問です。1つの取引について複数の記録方法がある等その内容は
多様かつ奥深いものとなっています。また、出題される問題は
とにかくボリュームが多いので解答スピードが要求されます。
また、11科目ある試験科目の中で最も受験志願者が多いのも
簿記論の特徴です。受験者の多くは簿記論から始めることが多く、
簿記論は他の科目と最も関連性が高いため、他の科目を勉強する
際にも相当の有効性を持つと言えます。財務諸表論、法人税法、
所得税法、消費税法、事業税に簿記論の知識が必要となります。
勉強を始めるにあたっては日商簿記検定2級レベルの知識が必要
ですが、専門学校では知識ゼロからのコース等も用意されている
ので心配はありません。
簿記論は出題される問題の100%が計算問題で、その形式は大問が
3問、第1、2問が各25点、第3問が50点の合計100点満点で
実施されます。難易度は日商簿記検定1級や全経簿記検定の上級より
も高く、ボリュームも比較にならないほど多くなっています。
簿記論の攻略には得点できる問題の見極めが重要となります。
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