税理士資格>会計科目:財務諸表論の特徴が知りたい!
財務諸表論は企業の取引を帳簿に記録する際の記録方法、処理方法が
どのような根拠ももって存在しているのか、会計処理がどのような
ルールに基づいてなされているのか等を学ぶ学問です。
つまり、簿記論が会計処理そのものを学習するのに対し、財務諸表論は
会計基準、そして記録した帳簿の公開・報告の方法を学習するものです。
このように簿記論と財務諸表論は極めて関連性が高いので、併行して
勉強すると効率的だと言われています。
実際、簿記論と財務諸表論を同年に受験する人が多く、同時進行する
ことで相互の理解が深まるようです。
財務諸表論も簿記論と同様、大問が3問出題されます。第1、2問は
論述解答が要求される理論問題で各25点、第3問は計算問題で
50点の合計100点満点で実施されます。
難解な論点も出題されますが、基本的な論点からの出題が中心である
ため、確実な基礎固めが必要です。
また計算問題でいかに得点するかも大きなポイントです
|